ニック・デ・フリースは、次にF2を卒業してF1デビューを果たすのが自分であることを願っていると語る。昨年、F2でチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセルはウィリアムズ、2位だったランド・ノリスはマクラーレン、3位だったアレクサンダー・アルボンはトロロッソ・ホンダと上位3名が揃ってF1へと昇格を果たす。
彼らの後ろの4位で終えたのがニック・デ・フリースだった。ニック・デ・フリースは、今年のF2シーズンがF1グリッドへの踏み台になることを願っていると語る。「過去7人のチャンピオンは全員F1に昇格している」とニック・デ・フリースは Het Friesch Dagblad にコメント。「傲慢だと思われたくないけど、ノリスとアルボンは僕よりもそれほど良くなかった。ノリスは1勝しかしていないし、アルボンは4勝だった。僕は3勝している」2019年のF2ドライバーではミック・シューマッハが大きな注目を集めているが、実際の優勝候補はニック・デ・フリースかもしれない。「僕が優勝候補? 僕は先走らないことを学んできた。でも、僕は現在のF1グリッドの70%くらいの人たちと一緒に育ってきた。もちろん、彼らがそこにいて、自分がそこにないことにフラストレーションを感じることもあるけど、誰もが自分の道を歩むものだ。他よりも簡単に進める人もいる」ニック・デ・フリースは、今季もマクラーレンのシミュレータードライバーを継続することを明らかにし、F1でレースをするという夢を諦めたことはないと語る。「まだうまくはいっていないけど、F1に到達するためのチャンスはあるという自分の信念を曲げることは絶対にない。その信念を失ってしまうくらいならやめた方がマシだ」ニック・デ・フリースは、2019年はATR Grand PrixからF2に参戦。GP3からステップアップを果たすニキータ・マゼピンとタッグを組む。
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