レッドブルは、2021年から導入が予定されている新しいF1レギュレーションを好ましく思っていないようだ。F1は、レースをよりエキサイティングで予測不可能なもののにしつつ、より低コストで参戦できることを目的として、2021年から新しい財政および技術ルールを導入する予定となっている。
この新しいF1レギュレーションにより、F1マシンの外観は大きく様変わりすることになる。新レギュレーション策定の最終期限は10月31日に設定されており、先週、F1の利害関係者はパリで会議を行ったが、F1チームは懸念を表明している。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、新レギュレーションの導入を1年遅らせて2022年からにするという手段もあるのではないかと示唆し、そうすれば“本当に良いルール”を仕上げるための“より多くの時間がとれる”はずだと主張する。「新しいフロントウイングのことを思い出して欲しいん。我々はそれに大金を投じたが、うまく機能しなかった」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazine.com にコメント。「それに2021年型F1マシンの写真やスケッチを見てもあまりセクシーだとは思えない。インディカーのようなフォーミュラにすることには絶対に反対だ」