F1エンジンメーカーの間で、2024年以降のF1エンジンをどのような形式にするかについて意見が割れている。2014年に導入されたV6ハイブリッド規則は2014年までとなっており、2025年もしくは2026年に新たなエンジン形式が導入されることになる。メルセデスは現在の形式を継続したいと考えているが、ルノーは電化の方向に進めるべきだと考えている。
ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは、正しい判断を下さなければ、F1に問題が生じる可能性があると感じている。「世界の変化のペースに目を向ければ、私の意見では、F1には取り残されてしまう大きなリスクが存在する」とシリル・アビテブールはコメント。「この世界のグレタ・トゥーンベリの世代、電化に目を向けなければならない。6か月前には人々が考えもしなかったであろうことを人々は口にしている。フェラーリは完全な電気自動車について話している」「世界は非常に速いペースで動いており、市販車業界に取り残されないように注意する必要がある」「電化についてはどう考えても消えることはない」