F1 第14戦 イタリアGP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。
残りのトークンを全てを使って母国グランプリにアップデートを投入したフェラーリは、複数のエンジンコンポーネントが5基目に到達している。MGU-K以外の全てのエレメントを交換してレースに臨んだセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、新しいパワーユニットを「小さな進歩」だと評していた。ハースのロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスは内燃機関、ターボチャージャー、MGU-Hを交換し、グロージャンはMGU-Kも4基目となった。ウィリアムズのフェリペ・マッサとマノーのエステバン・オコンが3基目のバッテリーとコントロールエレクトロニクスを投入。ルノーのケビン・マグヌッセンが4基目のコントロールエレクトロニクスの封を切った。また、グランプリ2日目にはレッドブルのダニエル・リカルドが内燃機関、ターボチャージャー、MGU-HならびにMGU-Kを交換している。チームドライバーICETCMGU-HMGU-KESCEメルセデスルイス・ハミルトン688644ニコ・ロズベルグ444433フェラーリセバスチャン・ベッテル555444キミ・ライコネン455544ウィリアムズフェリペ・マッサ333333バルテリ・ボッタス333322レッドブルダニエル・リカルド444433マックス・フェルスタッペン333335フォース・インディアニコ・ヒュルケンベルグ333322セルジオ・ペレス333322ルノーケビン・マグヌッセン444434ジョリオン・パーマー444434トロ・ロッソダニール・クビアト444333カルロス・サインツ444333ザウバーマーカス・エリクソン564333フェリペ・ナッセ544333マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ777766ジェンソン・バトン555555マノーパスカル・ウェーレイン333322リオ・ハリアント333333ハースロマン・グロージャン454432エステバン・グティエレス454333ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャーMGU-H … 運動エネルギー回生システムMGU-K … 熱エネルギー回生システムES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)CE … コントロールエレクトロニクス