バクーでのF1レースが2017年から“アゼルバイジャンGP”として開催されることになりそうだ。今年、アゼルバイジャンの首都バクーで初開催されたグランプリはF1ヨーロッパGPという名称で開催された。その理由について、レース主催者のアリフ・ラヒモフは、旧ソビエト連合の一員であったアゼルバイジャンが、現在は“近代的なヨーロッパの国”として生まれ変わったことを世界に印象付けたかったためだと語っている。
しかし、アゼルバイジャンの通信社 Trendは、2017年以降はバクーで開催されるF1グランプリはアゼルバイジャンGPと名称を変えることになると報じている。レース主催者側の女性代理人は「私たちは次のレースがアゼルバイジャンGPという名称で開催されることを希望しています」とコメント。「私たちは首都で成功裏にF1を初開催することができました。それゆえ、もう私たちの国と結びつく名称に変える時なのです」名称変更はすでにFIAへの申し入れが行われており、これまでのところ特に反対意見などはないという。実際、FIAが9月末に発表した2017年の暫定F1カレンダーでは、6月18日にバクーでのレースが組み込まれており、名称は「アゼルバイジャン」と記載されている。
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