エステバン・オコン(ハースF1チーム)は、中国GPでのフランコ・コラピント(アルピーヌ)との接触後に自身へ向けられた殺害予告を含むオンライン上の誹謗中傷について、「看過されるべきではない」と強く非難した。オコンはレース直後にこの接触の責任を認め、ペナルティも受け入れたうえで、コラピント本人にも直接謝罪している。しかし一部のファンがSNS上で過激な反応を示し、事態は深刻化した。
こうした状況を受け、FIA会長モハメド・ビン・スライエムはオコンに支持を示す書簡を送り、モータースポーツにおける誹謗中傷への対応方針を改めて強調した。オコン「直接話すことが重要だった」「正直なところ、あまり気にしてはいなかったけど、オンラインで何が起きていたかは目にした」とオコンは語った。「僕にとって重要だったのは、フランコと直接話すことだった。自分がどう思っているかを伝えて、今回の件は自分の責任だったと謝りたかった」「いい話し合いができたし、もちろんお互いに問題はなかった。彼が良いレースをしてポイントを獲得できたのも嬉しかった」「誹謗中傷は許されない」強い姿勢「今回見たようなあらゆるオンラインでの誹謗中傷は、絶対に容認されるべきではないし、大きな結果を伴うべきだ」「スポーツにおいて、そして我々のスポーツにおいて、そういったものの居場所はない」「ただ、ああいう“キーボードウォリアー”は存在するものだ。今後はさらに増えていくと思うし、そういう人たちには何らかの結果が伴うことになるだろう」FIA会長からの支持とチームの評価「会長からはその後に手紙をもらった。確かに大きな話題になっている」ハースF1チーム代表の小松礼雄も、オコンの対応を高く評価した。「エステバンはすぐに自分のミスだと認めた。それは本当に素晴らしいことだと思います」と小松礼雄は語った。「マシンの中でもすぐにそう言っていましたし、レース後もすぐに認めて、フランコとも話をしていました」「我々としては、エステバンの対応は100%正しかったです。ドライバーにはこうあってほしいという姿勢ですし、彼の振る舞いを本当に誇りに思っています」