ザウバーで2シーズン目のF1を迎えるエステバン・グティエレスは、チームリーダーになる準備ができていると感じている。昨年は、マシンの問題もあり難しいデビューシーズンとなったエステバン・グティエレスだが、チームが復調した後半戦のF1日本GPでは7位に入賞して初ポイントを挙げた。
しかし、それが唯一のポイントとなり、ザウバー残留が難しいと言われたエステバン・グティエレスだったが、12月中旬に2シーズン目となるザウバーのシートを確保した。「レーシングドライバーであると確認するのにチームからの連絡はかなり遅かった」とエステバン・グティエレスは、ザウバー C33の発表会でコメント。「かなり遅くはあったけど、発表される前の12月に何度かファクトリーで過ごしていた」「1月始めにもシート合わせやエンジニアとの時間を過ごすために行った。そして、今、ファクトリーに戻ってきて、チーム内で起こっているものを間近や新車の進捗を確認している。新しいレギュレーションによって多くのことがあるので、何が起こっているのか段階的に理解するためにもね」「エンジニアに状況について質問しても複雑なものは説明には時間が必要だし、プレシーズンテストであらゆるものに対して経験を積む必要がある」2014年は新たにエイドリアン・スーティルをチームメイトに向かえるが、エステバン・グティエレスは自分がリードドライバーになれると考えている。「チームのリーダーになりたい。F1のレーシングドライバーとして2年目だし、多くの新しいことがやってくる。チームとしての目標を達成するには、チームとの関係がとても重要だと思う」「ドライバーとして次のステップに進みたい。去年とはアプローチが異なるし、多くのパワーがあって、完全にファイティングモードに入っている」「オフシーズンに備えてきたし、ルーキーシーズンに起こった全てを分析し、評価してきたので、今シーズンはそれを力強い結果に変えることができると思う」関連:ザウバー、C33を発表