エステバン・グティエレスは、ザウバーとロシア企業との契約により、17歳のセルゲイ・シロトキンが2014年にレースシートを獲得するとの報道に動じていない。財政難に苦しんでいたザウバーは、ロシアマネーによって救済されると考えられているが、新契約にはセルゲイ・シロトキンの育成と来季のレースドライバー起用が含まれており、エステバン・グティエレスの立場を窮地に追い込む可能性がある。
しかし、エステバン・グティエレスは、ザウバーにおける自身の今後は安泰だと考えているようだ。「正直、今シーズンには何の影響もないことだ。今、僕は集中しているし、今シーズンに焦点を当てている」「チームと自分とのことは僕が一番わかっている。この数年間、チームと一緒に歩んできた道のりもあるし、将来に向けて目指すものもある」セルゲイ・シロトキンが、来年ザウバーのレースシートを確保すれば、18歳という史上最年少F1ドライバーが誕生する。だが、22歳でマクラーレンからF1デビューを果たしたルイス・ハミルトンは、18歳は若すぎる考えている。ルイス・ハミルトンは「自分が18歳の頃はわりと順調だったけど、18歳の僕に覚悟はなかった」とコメント。一方で、キミ・ライコネンは、セルゲイ・シロトキンの年齢が大きな問題になるとは考えていないだ。「彼らが適切だと考えるのであれば、彼(シロトキン)を起用するだろう。年齢が問題になるとは思えない。経験がすべてだ。やっていけるかもしれないし、ダメかもしれない。時間が経てばわかることだ」