エステバン・グティエレスは、必要であればF1のレースシートに収まる準備はできるていると感じている。メキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレス(19)は去年、2008年のフォーミュラ・BMWヨーロッパのタイトルを獲得したご褒美としてBMWから若手ドライバーテストに参加。今年は提携ドライバーとしてザウバーで作業を行いながらGP3でチャンピオンを獲得。今年もザウバーから若手ドライバーに参加したエステバン・グティエレスは、2011年はチームのリザーブドライバーを務める。
エステバン・グティエレスは、小林可夢偉とセルジオ・ペレスが病気になることを望んでいるわけではないと前置きした上で、今回のテストによって彼らのどちらかの代理を務めるよう連絡があった場合に仕事をする能力があると確信したと語る。「段階的に進んでいる」とエステバン・グティエレスは述べた。「まずなにより、チームと時間を過ごせたことは大きかったし、去年のテストよりもチームを知っていることはアドバンテージになった」「重要なのは僕が安定していたことだと思う。ミスやクラッスするようなことはなかったし、それが肝心だった」「もちろん、来年レースを走る場合に備えて、そのような感覚を得られたので僕にとっては重要なテストだった」「走ることはないだろうし、誰かが怪我をするということなので望んではない。そうならないことを願おう」「目前にあるものに集中し続けるつもりだし、それを楽しんで最大限の経験を獲得するつもりだ」エステバン・グティエレスは、火曜日のテストでは実用的で組織的な仕事をしようとしていたと語る。「正直、1年間ドライブしていなかったので、凄いクルマとトラックに適応するには少し時間がかかった」「精神的にとても進歩したし、一日全体を使って各ステップで何をするかわかっていた。僕たちは高いレベルでとても安定していたので、とてもポジティブな一日だった。個人的にもとても多くの興味深いことを試した」「クルマを走らせてテストするたびに経験を増えていくし、より自信を与えてくれる」またエステバン・グティエレスは、去年の冬にF1を初体験したときより、今回のテストではより準備ができていると感じたと付け加えた。「よりリラックスしていたし、体力的な準備という面でも大きく向上していた」「去年もあまり難しくはなかったけど、働かせる必要のある部分に痛みを感じた」「体力的な準備においてはザウバーと一緒に取り組んでいるし、今後はさらによくなると思っている。どこに向かう必要があるかを知るために今回の経験を生かすつもりだ」
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