バーニー・エクレストンは、もうF1のグランプリ週末に現場に顔を出すことはないと語る。元F1最高権威者のバーニー・エクレストンは、リバティメディアがF1を買収したことで“名誉会長”の役割に退いたが、2017年はいくつかのグランプリに出席していた。バーニー・エクレストンは「私の後継者はもうトラックで私を会いたくないようだからね」と Auto Motor und Sport に語った。
2017年のクリスマスカードでバーニー・エクレストンは自身の後継者であるチェイス・キャリーを風刺したが、新しいリバティメディア時代のF1に憤慨しているわけではないと語る。「その反対だ。私はF1を誇りに思っているし、良いものであることを望んでいる」とバーニー・エクレストンは語る。発表された数字では2017年のF1世界選手権ではテレビ視聴率とサーキット観戦者の数は向上している。「フェラーリとメルセデスの決闘がファンを動員した。実際、私はプロモーターに謝罪した。彼らは古いF1にお金を払ったが、その全てでメルセデスが勝っていたからね。今、彼らは再びお金の価値を得ている」今年、フェラーリが突然に競争力を増したことについてバーニー・エクレストンは「彼らは他チームを観て、優れた人々を連れくるという賢明なことをした」とコメント。「メルセデスは3チームに供給している。メルセデスがやっていることは成功だ」だが、バーニー・エクレストンは、リバティメディアがF1のマーケティングに多額の投資をしていることは好まないと認める。「チームが自分たちで市場を開拓し、プロモーターがイベントを促進することが重要だ。FOMが第3者として競合するのは紛らわしいだけだ」
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