F1が将来的に8チーム3台体制になえうとの噂が高まるなか、バーニ―・エクレストンは今週末のシンガポールGP前にチーム代表らと会談した。バーニー・エクレストンは、パドックに向かう前、来月半ばまでには24台のグリッドに関する決定が下される可能性が高いと述べ、その噂をさらに煽った。「2、3戦後にわかるだろう」とバーニー・エクレストンはコメント。
「3チームが撤退すれば、他のチームがマシンを3台走らせる可能性は常にあった」「いずれにしろそうするべきだと思う。低迷しているチームより、フェラーリが3台、あるいは他のトップチームが3台走っている方がいい」新しい協定が進行中なのかという質問にバーニー・エクレストンは「ああ、もちろんだ」と答えた。F1パドックの最小規模の2チーム、マルシアとケータハムはすでに存続をかけて戦っている。また、コスト制限がなく、資金が不平等にされ、過半数株主の非公開投資企業CVCが利益を上げるという不備なビジネスモデル内で、ザウバーとロータスも存続するのに苦労している。実際、メルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレンというビッグ4を含め、F1に参戦している全チームは以前よりも運営が難しくなっている。低迷しているチームを助けるために何かできないのかと質問されたバーニー・エクレストンは「私はずっとここにいる。大半の人は長くいすぎると言っているが、必ずグリッド下位になるチームがいることを知っているくらい、長くいる」と答えた。2009年のワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、1チームがマシンを3台走らせる可能性について質問されると「それはチームにとって大変な仕事だ。来年も1チームのマシンがとても強ければ、他のマシンは表彰台に立てないかもしれない。それはよいことではない」と答えた。「いつも弱小チームはいた。彼らがいるのは良いことだと思うんだ。多くの個性がある。彼らがこれほど低迷せず、もっと競争力があればよかっただろう。でも、F1はいつもそういうものだ」