F1オランダGPで2020年にザントフォールトで35年ぶりにF1カレンダーに復帰することが決定した。オランダ出身のマックス・フェルスタッペンにとっては初のホームレースを迎えることになる。アムステルテルガムから車で40分のところに位置するザントフォールトは、過去にF1が30回開催されており、最後のレースとなった1985年ではニキ・ラウダが優勝している。
マックス・フェルスタッペンがF1デビューして以降、“フェルスタッペン・マニア”が急増。ヨーロッパの多くのレースでグランドスタンドがオレンジのTシャツで埋まる光景がみられてきた。F1オランダGPは、2020年の5月上旬、これまでF1スペインGPが開催されてきた時期に行われる予定となっている。F1スペインGPを開催しているカタルニア・サーキットは、来年のF1開催契約を結ぶことができていない。2020年にはF1オランダGPに加え、ベトナムの首都ハノイのストリートでF1ベトナムGPが開催されることが既に発表されている。F1の最高経営責任者チェイス・キャリーは、2020年も21戦のF1カレンダーになると公言しており、バルセロナに加え、今シーズンが契約の最終期限となっているシルバーストン、ホッケンハイム、メキシコが存続の危機に立たされている。