2021年に復活するF1バーチャルGPだが、現役ドライバーの参加は2人だけとなっている。新型コロナウイルスのパンデミックによって開幕が大幅に遅れた昨年、F1は公式ゲーム『F1 2019』を使用したF1バーチャルGPを立ち上げ、F1 Esportsの人気は急上昇。自宅に高価なシムレース環境を構築してゲーム実況するF1ファンもいた。
だが、最終的に参加した現役F1ドライバーは11名。若手ドライバーが中心で1大会で8名を超えることはなかった。マックス・フェルスタッペン、ロマン・グロージャン、セバスチャン・ベッテルは他のプラットフォーム、ルイス・ハミルトンは提携するグランツーリスモを宣伝するという始末だった。2021年はそのF1バーチャルGPが形を変えて復活。2021年は昨年とは異なるフォーマットが採用され、まずはプロゲーマーが予選レースとなる5周のスプリントレースを実施してグリッドを決定。実際のレースディスタンスの50%の距離で行われるフィーチャーレースでは、現役F1ドライバーや有名など2名がチームを組んでレースをする。3戦で開催される各レースではポイントが与えられ、チームランキングが決定。順位に応じて、F1が各チームがチャリティ活動に寄付するための賞金を提供する。しかし、現役ドライバーの参加は昨年よりも少なく、開幕戦となるオーストラリアGPに参加するのはウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィのみ。他は元F1ドライバーや若手が中心となる。まだマシンカラーを発表していないアストンマーティンがどのようなカラーリングで登場するかは注目かもしれない。F1バーチャルGP 開幕戦オーストリアは、日本時間1月31日(日)の27時よりF1の公式YouTube、Facebook、Twitchなどで無料配信される。チームドライバーレッドブル・ホンダアレックス・アルボンジェフリー・ハーリングスアルファタウリヴィタントニオ・リウッツィルカ・サルバドーリウィリアムズジョージ・ラッセルニコラス・ラティフィハースピエトロ・フィッティパルディエンツォ・フィッティパルディフェラーリアーサー・ルクレールマーカス・アームストロングメルセデスストフェル・バンドーンアンソニー・デビッドソンアルピーヌクリスチャン・ルンガーオスカー・ピアストリアルファロメオティボ・クルトゥワジャック・マクダーモットアストンマーチン未定未定マクラーレンジミー・ブロードベントベン・ダリー