2019年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPの予選が8月3日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われた。ポールポジションを獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。コースレコードを更新する1分14秒572をマークし、バルテリ・ボッタス(メルセデス)を0.018秒上回り、F1で自身初となるポールポジションを獲得した。
1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「予選でマシンがさらに向上し、最高の一日になった。トップに立つというのはすばらしいことだし、僕にとって初めてのポールポジションはこれからも特別な記憶になるはずだ。また、ハンガロリンクのようなすばらしいサーキットで燃料を少なくして予選ラップを走るのはとても楽しいし、マシンがダウンフォースを発揮してグリップが増すのを感じながら全開で走るのもとても楽しい。僕らとトップチームの差はわずかで、ホンダはすべてを向上させようとハードワークをしてくれている。今日はチームみんなにとって最高の一日になった。ホンダも含め、速いマシンを用意してくれたチームのみんなに感謝している。ハードワークが実を結ぶ瞬間を見られるのはすばらしい気分だ。このレースウイークではロングランができていませんが、ここのところマシンはレースではさらに競争力があるので、あまり心配していない。明日はクリーンなスタートを決めて、自分の仕事をするのみだ。今日、ハンガリーにこれほど多くのオランダ人ファンが来てくれるとは思っていなかったので、グランドスタンドにいるみんなの姿を見たときには最高の気分だった。明日は接戦になるはずなので、またエキサイティングなレースが見られるだろう」 2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「1回目のフリー走行で走れず、2回目は数周だけ走ったので、今週末はやや追いかけている感じだった。今朝になって初めてリズムを掴み始め、予選の間にどんどんよくなっていった。だから最後のアタックには満足している。マックスとはタイムが非常に近いが、彼はわずかに先行した。彼らは週末中ずっと速かったが、重要なのは明日だ。僕らは優勝するためにここにいるし、フィンランドのファンからの大きな応援もある。だから全力を尽くすつもりだい、良いバトルになるだろう」3番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「当然、僕たちはいつも1番を目指している。マックスは素晴らしい仕事をしたし、バルテリもそうだった。予選に入ってちょっと僕の手から逃げてしまった感じだけど、それでも僕たちは勝利を争うための良いポジションにいるし、明日はとにかくハードにプッシュするつもりだ。ターン1までは距離が長いので、とても面白くなるだろう。ここではオーバーテイクは簡単ではないが、戦略も関係してくる。明日は激しく攻めるつもりだ」4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「Q3でのアタックには満足しているが、Q1では不必要なミスを犯してしまった。二度と起きらないようにしたい。チームは素晴らしい仕事をして、Q2に間に合うようマシンを修理してくれた。今日はこれが僕らにできた最善の結果だと思う。今週これまでグリップが不足していた。ライバルたちは、特にコーナーで強いので、明日は僕らにとって難しいレースになるだろう」5番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「今日はほぼ予想通りだったし、過去数戦の結果を反映している。僕らのマシンはストレートではとても速いが、コーナーでは速くないので、ラップタイムを短縮しようとすると1周の終わりまでタイヤを機能させるのに苦労した。セクター1では僕らが一番速いが、そのあとは苦しんでいることからもわかるだろう。タイヤマネジメントという点でとても難しいレースになるだろう。僕らのマシンの特徴を考えると、明日の気温が高くなれば僕らに合っているだろう。そうなるとライバルにプレッシャーを与えることができる。気温が高くならなければ1ストップレースになり、僕らにチャンスが来る可能性は低いだろう。ここではオーバーテイクが難しいが、不可能ではない。明日レースがどのように展開するか見てみよう」6番手:ピエール・ガスリー(レッドブル)「今日はクリーンラップが取れず、いくつかミスもしてしまったので残念だ。それがなければ、フェラーリと4番手か5番手を争えていたと思う。悪くないポジションだが、もっといいラップタイムを出せた。明日はミディアムタイヤでスタートする。全開でプッシュし、戦略を工夫してポジションを上げていきたいと思う。マックスのポールポジション獲得には、心から祝福の言葉をかけたい。すばらしい結果だし、チーム全体にとっていいことだ。ここはオーバーテイクが難しいサーキットで、いい予選ポジションを得られているし、僕らには力強いマシンがあるので、アドバンテージはあると思う。フリー走行では、誰もドライの状況下でのロングランをしていないので、70周のレースの中でタイヤがどうなるかによっては、おもしろい展開が訪れると思う」7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「良い予選だった。先週のホッケンハイムと比べると改善できたし、またQ3に戻ってくることができた。簡単ではなかった。中団グループはまだ拮抗しているが、今週はずっとクルマのフィーリングが良かったし、それなりに満足できた。予選中にもいくつか変更を加えたし、最終的にはそれが奏功した。僕らはトップ3チームの後ろの7番手と8番手だし、お互いにとって良い結果だ。現場のチームとファクトリーのみんなに心から感謝したい。この予選をレースで結果に結びつけなければならない」8番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)「チームにとってはポジティブな1日だったと思う。この週末を迎えるまではこのサーキットでのパフォーマンスは未知数だったが、土曜日のセッティングに関して何とか正しい判断ができたし、2台ともQ3に進むことができた。Q1の最初でバランスに問題を抱えていたが、セッション中に何とか解決することができた。出ていくたびにタイムが上がっていったし、最終的にはQ3の最後で良いラップができた。このサーキットで7番手と8番手というのは素晴らしいニュースだ。ここからなら明日は戦える」9番手:ロマン・グロージャン(ハース)「昔の子がQ3まで連れて行ってくれた。最初、彼女のご機嫌が斜めだったけど、最終的にはやってくれた。彼女とってはタフな週末になってしまっているけどね。ホッケンハイムと同じダウンフォースで走っている...
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