2016 FORMULA 1 ETIHAD AIRWAYS ABU DHABI GRAND PRIX
優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「正直、素晴らしい気分だ。まず何より、僕たちを応援しにきてくれたみんなに心からありがとうを言いたい。今週末は多くのイギリスのファンがきてくれた。本当にありがとう。みんなのことが大好きだ。家族のサポートにも感謝しているし、このような素晴らしい仕事をしてくれたチームには特に感謝している。このチームの一員になれて、今年のような成功を達成できるなんて本当に特権だ。このチームに加わったとき、こんなに多く勝てるとは思っていなかった。このチームと一緒に32勝を挙げた。ここにいるみんなとファクトリーのみんなに心から感謝している。そして、ニコ、おめでとう。もちろん、彼の初のワールドチャンピオンだ。良い仕事をしたね。過去4戦では自分にやれる全てのことをやったし、本当に自分に求められる全てだった。ここを離れて・・・今夜はチームやみんなとお祝いして楽しむつもりだ。もちろん、今年は多くの問題があったし、必然的にそれが僕がこのポジションにいる理由だけど、それでも全ての成功に感謝しているし、僕たちはチームとして浮き沈みを経験した」2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)「これで2人のロズベルグがチャンピオンだ! 本当にスペシャルな気持ちだ。でも、このような経験は当分はしたくないね! マックスとのバトル、最後のプレッシャー、ルイスのスロー運転・・・その間の気持ちは現実とは思えなかった。クレージーだったね。かなり緊迫していたので(忘れるには)時間がかかるだろう。最後の数周、後ろの二人の後ろに落ちてしまったら、終わりだった。楽しいわけないよ! ここまでずっとルイスとレースをしていたように感じる。彼はいつも僕に辛うじて勝っていた。カートに乗っていた小さな頃でさえね。だから、今回はさらに満足している。彼は驚くべきドライバーだし、驚異的なベンチマークだ。彼からチャンピオンを奪い取った。最後はほんの5ポイント差でね。信じられないよ。僕が今いる位置にいるにはメンタルの強さが重要な成分であるのは確かだ。父と母はその大きな一部だ。かなり大きなね。でも、世界中に僕をサポートしてくれる人たちがいる。ルイスの気持ちも理解できる。ワールドチャンピオンシップがかかっているんだからね。僕たちドライバーはそのためにコース上で戦っている。彼が何かトライしたいと思ったことは理解できる。ルイスはすべてのスキルを駆使して完璧にそれをやっていたので、追い抜く方法はなかった。クルマのなかでとても切迫していた。あんな気持ちになったのは初めてだ。今後数日はかなりクレイジーになっているだろうけど、それを楽しみにしている。特別なものになりそうだ。今夜は我を忘れてはしゃぐつもりだよ!」3位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「今日は僕たちにとって重要なレースだったと思う。最後の数周はスピードもあったし、あと2つポジションを上げたかったね。でも、前にいたクルマもトウが効いていたので、仕掛けるのは難しかった。それでも、チームとして今回の表彰台はふさわしい結果だと思うし、僕たち全員にいくらかの勢いをつけてくれるといいね。多くのアップダウンがあるタフなシーズンだったので、今回の結果には本当に満足している。2016年の全体的なパフォーマンスについては話を作ったり何かをでっち上げたりする必要はない。僕たちはもっと期待していた。前半戦はもっとポイントを取れたはずだけど、僕たちは本当に力強く巻き返せたと思っている。ここ数回のグランプリではレースペースはとても良かったし、常にレッドブルに十分に匹敵できていたし、もしかすると少し速かったかもしれない。でも、土曜日はそうではなかったし、そによって日曜日がより難しくなった。全体的にはチームが持っているスタミナを示せたと思う。このスピリットは不屈だし、フェラーリには復活がふさわしいと思うので、僕たちは必死に頑張っていく。多くのことを学んだし、多くの進歩を遂げた」4位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)「自分の結果、レースの内容にはとても満足している。ターン1後に最後尾に落ちた後、自分のやり方で反撃しなければならなかったし、1ストップを貫くことが僕たちにできるベストだったので、それをやってのけることができて満足している。2ストップ戦略のドライバーの方がタイヤの寿命が残っているので、攻撃を受けることはわかっていたし、最後までセブを抑えられたとは思わない。それでも余分にピットストップしたドライバーの前でフィニッシュできたので、結果に満足しなければならない。特に僕たちは1位にとても近いところでフィニッシュしたしね。スタートでの接触でスピンしてしまったのは不運だったけど、ただのレーシングインシデントだし、あのようなことは起こるものだ。ルイスが僕たちを抑えようとしていたけど、僕の同じことをしただろうし、チャンピオンシップに勝つためにはあのようなことにトライすべきだ。チャンピオンシップを5位で終えられてとても嬉しいし、いくつか良い結果も残せた。昨日はあまり満足できていなかったけど、今はいいかたちで締めくくることができた。今年は僕にとって特別なシーズンだったし、来年に本当に興奮している。もっと多くの成功をもたらしたいね」5位:ダニエル・リカルド (レッドブル)「5位だったので、あまり落ち込みたくはない。ただ最後に戦略の展開にはフラストレーションを感じている。僕たちはスーパーソフトでスタートしたけど、かなりいい感じだったし、キミにアタックしようとしていた。近づいたのは確かだけど、決めることはできなかったし、それが本当に僕に影響を及ぼした。もう少し長めに走って、1ストップで行くべきだったと思うけど、後から考えて言うのはいつだって簡単だ。マックスがターン1でスピンするのが見えたので、彼はレースから外れたと思った。そのあと1ストップ戦略を採って、表彰台をかけて戦ったんだから彼はよくやったと思う。今日はスーパーソフトが良いタイヤだったけど、2ストップ戦略のせいでうまくい...