元F1ドライバーのダニール・クビアトは、同じく元F1ドライバーのロマン・グロージャンとともに、来年、ランボルギーニのプロトタイプレースのファクトリーラインアップに加わることになった。今月末に29歳になるダニール・クビアトは、来年、リジェが製造するランボルギーニLMDhマシンで、世界耐久選手権とIMSAの両方に参戦することになる。
ランボルギーニとの提携は、クビアトが2023年にプレマとWEC LMP2参戦の契約を交わしたことが伏線となった。プレマは、ランボルギーニのファクトリーLMDhとして活躍するアイアンリンクスの姉妹チームだ。ランボルギーニのレーシングボスであるジョルジオ・サンナは「グループとして、ダニールをランボルギーニに迎えることができ、とてもうれしく思っているし、彼が2023年シーズンの間、我々のLMDhプロジェクトにとって強力な資産となることを確信している」と語った。「ダニールの主な役割は、来年デビューするプロトタイプカーでエンジニアやメカニックと密接に協力することだ。他のレースカテゴリーでの豊富な経験を考えると、彼は2024年に我々がスタートを切る上で重要な役割を果たすことは間違いないだろう」ランボルギーニのファクトリーLMDhには、クビアト、グロージャン、アンドレア・カルダレッリ、ミルコ・ボルトロッティ(クビアトとドリアン・ピンのチームメイトとして今年のWEC LMP2に参戦、このトリオはセブリング開幕戦で表彰台を獲得した)が在籍している。
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