アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2021年のF1シートがまだ不透明な状況となっているが、2020年シーズンが終了するまで“戦い続ける”と語る。2014年にF1デビューしたダニール・クビアトは、F1で105回のスタートを切り、キャリアの大部分をトロロッソ/アルファタウリで過ごしてきたが、2021年のシートは脅威にさらされている。
アルファタウリ・ホンダは、日本人ドライバーである角田裕毅の2021年のF1昇格を見越して準備を強化している。現在、FIA-F2でランキング3位の角田裕毅は、すでにアルファタウリ・ホンダでシート合わせを行い、12月の若手ドライバーテストに先立ち、来週イモラで2018年F1マシンをドライブする予定となっている。そして、10月28日(水)にはピエール・ガスリーが2021年もアルファタウリ・ホンダに残留することが発表された。「正直なところ、まったく心配していない」とダニール・クビアトは語る。「来年F1ににいられれば、それは良いことだ。そうでない場合はそういうことだ」「すべてがまだオープンだ。このようなクレイジーな状況では何が起こるか分からない。最後まで戦い続けて、チャンスを掴む必要がある」「とにかく自分のベストを尽くしているし、残りの5レースでベストを尽くしていく。何が起こっても、年末に何が起こるかに基づいて決定を下すつもりだ」今季、ダニール・クビアトは、チームメイトのピエール・ガスリーと比較して控えめなシーズンを過ごしている。ピエール・ガスリーがF1イタリアGPでの優勝を含めて63ポイントを獲得したランキング9位につけているのに対し、ダニール・クビアトは14ポイントの14位となっている。
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