アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、2020年のF1世界選手権 第8戦 F1イタリアGPのレースで9位入賞を果たした。11番グリッドからスタートしたダニール・クビアトは、ハードタイヤでスタートするリバースストラテジーを選択。しかし、19周目にケビン・マグヌッセン(ハース)がストップしたことによるセーフティカーがタイヤ交換のタイミングとなり、ハードスタートのアドバンテージは失われる。
赤旗中断後のリスタート時には13番手にポジションを落としていたクビアトだが、そこから粘り強いレースで9位で2ポイントを獲得した。「今日はいろいろなことがあったレースだった」とダニール・クビアトはコメント。「ピエールの優勝はとてもうれしく思っているし、彼とチームにおめでとうの言葉を贈りたい。本当に素晴らしい一日になった」「僕自身のレースについては、タイヤ選択とセーフティカーのタイミングを考慮すれば、9位が望みうる最高の結果だったと思う。ピエールとは逆に、今日は僕にとっては戦略が裏目に出てしまったレースになった。彼がこのチャンスを結果につなげたことは素晴らしいし、うれしく感じている」「同じようなチャンスが自分にめぐって来なかったことは残念だけど、自分自身のレースには満足しているし、いいレースができたとも思っている」