トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、大部分のドライバーが時間切れによってアタックできずに終えたF1イタリアGPの予選を快く思っておらず、“F3のように見えた”と苦言を呈した。ダニール・クビアトはQ2敗退を喫してQ3を映像で見ることになったが、スリップストリームを得ようとしてスロー走行を繰り返すF1ドライバーがアマチュアのように見えたと語った。
「F1というよりもF3の予選のように見えたね」とダニール・クビアトはコメント。ダニール・クビアトは、Q2でのトラフィックが最終ポジションに大きな影響を与えることになったとし、フェラーリによってアタックラップが台無しになったと語った。「最終走行で良いポジションに入れなかった。トラフィックによってラップタイムが大きな影響を受けた、特にフェラーリの2台によってね・・・彼らは僕のラインにとどまっていた。問題なかったとは思うけど、僕たちはトラフィック状況を読み違えて、その代償を払うことになった」トロロッソ・ホンダは、計画を変更してピエール・ガスリーをコースに出してダニール・クビアトを引っ張らせようとしたがうまくいかなかった。「今日はもっとうまくやれたはずだ。他のことも見直していく。まだ見直さなければならないことがあまりにたくさんあるからね。何ができたか正確にはわからない」13番グリッドに終わったダニール・クビアトだが、決勝では状況を改善できると自信をみせる。「今日はトラフィックの理由でマシンのポテンシャルを最大化できなかったと思う。明日はまた別の日だ。レースは長い。明日はできる限りのことをしていく」とダニール・クビアトはコメント。「明日雨が降れば、全員にとって同じ状況になるだろう。僕たちはベストを尽くすけど、雨が降れば全員にとって条件は同じになるので、特にそこに期待はしていない。自分の道を進められるかどうかだ」関連:【動画】 F1イタリアGP 予選 | 3名が戒告処分となったQ3最終ラップ