トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、『2019 ホンダF1 キックオフ記者会見』でホンダとの仕事について語った。2017年にトロロッソのF1シートを喪失したダニール・クビアトだが、フェラーリのF1シミュレータードライバーを経て、今年、トロロッソ・ホンダでF1復帰。今月行われたF1プレシーズンテストでダニール・クビアトは8日間で446周を走り込み、総合番手7タイムを記録している。
「とても生産的なテストができたと思う。たくさんの周回数を走り込めて、とても参考になった」とダニール・クビアトはコメント。「エンジンからのフィードバックもとても良かったし、ホンダのおかげで多くの周回数を走ることができた。本当に開幕戦を楽しみにしている」昨年のアブダビテストでトロロッソの前年マシンを走らせたダニール・クビアト。比較は難しいが、改善は見られていると語る。「アブダビとバルセロナとではコンディションも違うので比較するのは難しいけど、毎日改善が見られている。レースコンディションで走る準備はできていると思う」また、ホンダとの仕事については「雰囲気はとても前向きだ。ホンダ側からもトロロッソ側からもコラボレーションはとてもうまくいっている」とダニール・クビアトはコメント。「ホンダには本当に勤勉な人たちが多い。いつも夜遅くまで頑張ってくれている。常に改善を目指してくれているし、どうやったら前進できるかを目指してくれている。全員が最高の成績を残したいと思っているので頑張ることがとても重要だと思う。今の雰囲気にはとても満足している」レッドブルの他のドライバーとどのような話をしているかとの質問には「そもそも個人レベルでお互い良く知っているので、基本的にいつでも何でも言える関係だと思う」とダニール・クビアトはコメント。「もちろん、少しレース的な話になることはあるけど、どこでターンしてどこでブレーキするという話はしない。ドライバーとしていつも自分自身の道を追求しているけど、シェアできることもある。でも、みんな話はしているよ」開幕戦にむけては「宿題はしっかりとこなしてきた。そこが一番重要なことだと思う。しっかり準備はできていると思う。あとはメルボルンに行って、自分たちの仕事でベストを尽くすだけだと思っている」とコメント。また、ホンダのホームレースとなる鈴鹿サーキットでのF1日本GPについては「まだ随分と先の話だけど、日本にまた戻ってこれるのは素晴らしいだろうなと思う。たくさんのファンがいるし、ホンダがいなくてもファンがいたので、ホンダとタッグを組んだことでもっとたくさんのファンが来ると思うし、とても素晴らしいイベントになると思う」と語った。
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