ジェローム・ダンブロシオは、金曜フリー走行と若手ドライバーテストのパフォーマンスによって、ヴァージンに2011年のレースシートに十分に値することを証明できたことを願っている。ジェローム・ダンブロシオは、シンガポール、日本、韓国、ブラジルでヴァージンの金曜フリー走行に出走。今週は火曜日にヴァージンから、水曜日にはルノーから若手ドライバーテストに参加した。
ジェローム・ダンブロシオは、今年のGP2シーズンで12位と低迷し、ロマン・グロージャンにDAMSのシートを奪われたが、チームに初勝利をもたらし、ルノーのジュニアドライバーのなかでは最も印象的なパフォーマンスをみせた。ジェローム・ダンブロシオは、ルーカス・ディ・グラッシ、そして豊富なスポンサーシップを提供できるギド・ヴァン・デル・ガルデとヴァージンのレースシートを争っているとみられているが、ヴァージンでのパフォーマンスが彼自身を証明できたことを望んでいる。「多くのことが進行しているけど、僕にとって重要なことはクルマで仕事をすることだ。そうすれば、時がたてばわかるだろう」ジェローム・ダンブロシオは、水曜日にルノーで2番手タイムを記録したが、それが2011年のヴァージンでのシート獲得にどれくらい重要であったかは定かではない。「最終的なリザルト、タイムなどについてはわからない。タイムはかなり良かったし、そのポジションにいられたのはいいことだけど、最も重要なことはチームが僕の仕事ぶりやスピードを見て満足してくれることだ」「彼らはかなり満足してくれていたので、それは良かったと思う。それを2011年のレースシートに変えられることを願っている」ジェローム・ダンブロシオは、ヴァージンとルノーのマシンを比較することはフェアではないと語るが、ルノーに乗った際にヴァージンの知識が役に立ったと語る。「2台のクルマ、2つのチームを比較するのはフェアなことではない。僕に言える唯一のことは、(ルノーで)素晴らしい一日を過ごせたということだけだ」「ヴァージンは、金曜日や昨日、僕に多くのことを教えてくれたし、それは今日かなりうまくやれたことに貢献している」「マシンのパフォーマンスを比較することはできない。F1に何年もいるルノーとルーキーチームのヴァージンを比較することはできない。彼らは他のルーキーチームと比較してもかなり大きなことを成し遂げたと思うし、チームと一緒にいるのは楽しかった。今日も特別だったね。ルノーはトップチームだし、マシンを走らせることは素晴らしいことだったよ」