F1中国GPのチェッカーフラッグ問題は、無線での伝達ミスが原因だったようだ。F1中国GPでは、チェッカーフラッグが55周に振られたことにより、レースは54周で終了という記録になった。スポーティングレギュレーション第43条2項では、いかなる理由であろうとも、チェッカーフラッグが早く振られてしまった場合は“先頭の車両が、その合図が出る前に最後にフィニッシュラインを横切っていた時点でレースが終了する”ものと記されている。
Auto Motor und Sport によると、残り2周で地元のレースディレクターであるチャン・タオが最終からラップに入ることを示すためにホワイトフラッグを提示するべきかどうかをチャーリー・ホワイティングに尋ねたという。報じられたところでは、チャン・タオは、無線で“No flag now(今、フラッグは必要ない)”という言葉でチャーリー・ホワイティングの答えを伝達したが、中国のオフィシャルにそれが伝わらなかった、もしくは“No”の部分が聞こえず、“Flag now(今旗を振れ)”と解釈してしまったのではないかとしている。関連:F1中国GP:フラッグエラーによりリザルト変更…小林可夢偉は18位に
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