スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPでも厳しい戦いを強いられた後、「ここ3~4レースで無線に問題がある」と語った。 フェラーリの不振はハンガロリンクでも続き、レース勝者のマックス・フェルスタッペンから1分以上遅れて、ルクレールは7位、カルロス・サインツは8位でレースを終えた。
予選6番手のルクレールは、第1スティントで5番手を走行していたが、9秒台のピットストップでサインツの後方に後退し、ルイス・ハミルトンをオーバーカットする機会を逃した。2回目のピットストップではサインツを追い抜いたものの、ピットレーンでのスピード違反による5秒加算ペナルティでジョージ・ラッセルの後方に後退した。「ピットストップはかなり遅く、ピットレーンでのスピード違反で5秒のペナルティを受けた。やはり、それは難しい」とルクレールはコメント。「正直、悔しい。今日のペースでは、ドライバーとして自分のマシンで良い仕事をしていると感じているときでさえ、誰もそれに気づいていないように感じるからね。悪い仕事をしているとき、誰もがそれに気づく」「難しいことだけど、最終的にはそれもゲームの一部だ。マクラーレンのように一歩前進できるかどうかは今の我々次第だ」「現在、僕たちは劣勢に立たされているし、それは過去3週間の週末を通じて確認されている。やるべきことはたくさんある」ルクレールは、彼の前進を妨げたさまざまな災難によって、日曜の最終結果はフェラーリの根本的な競争力よりも悪いものになったと考えているが、ランド・ノリスが2年連続の表彰台を獲得するなど、マクラーレンの復活が続いており、フェラーリが依然として直近のライバルたちに後れを取っていることも認める。「正直なところ、今日の結果は感じたよりもずっと悪いと思う」とルクレールは語った。「最初のスティントはかなりいい感じだったのに、スローストップでランスの後塵を拝することになってしまった。かなりプッシュしなければならなかったし、カルロスと一緒になってそこで少しタイムをロスした。第3スティントではまたプッシュしたけど、そこでもマシンのフィーリングは問題なかった」「結果は実際よりもずっと悪く見えると思う。でも、特にランドと比べると、僕らがまだ遅れているのは明らかだ」ルクレールは、過去3~4回のレース週末に無線の問題によりチームと明確なコミュニケーションが取れなかったことも明らかにした。「問題は、無線にも多くの問題があることだ」とルクレールは明かした。「3~4レースで無線に問題があり、4単語のうち1単語がエンジニアに理解されなかった」「それを修正する必要がある。自分の声を聞かせる必要があるから、声のトーンはかなり高くなる。ただ、彼らが僕のことを間違って理解していないこと、アグレッシブに行くなら後半ではなく、早めに行きたいということを確認したかった。無線の問題があったので、それをはっきりさせたかった」
全文を読む