シャルル・ルクレールは、スクーデリア・フェラーリの弱点である風への対処はF1グリッド全体で最大であると感じている。SF-23マシンにアップグレードを施したものの、フェラーリは高速パフォーマンスを向上させながら風の影響を受けやすい特性を改善することができなかった。その両方の特性がシルバーストンで9位と10位という低い結果に貢献。旧イギリス空軍飛行場では通常、風が要因となる。
今週末のハンガリーGPはフェラーリのパッケージにより適しているはずだが、ルクレールは風の問題を解決するためにさらなる作業が必要だと感じている。「正しい方向に進んでいるけど、前戦シルバーストンで見たように、(日曜日のように)風が強くなると、僕たちの弱点の1つになってしまう」とルクレールは語った。「でも、いくつか前進はできた」「理論上は、ハンガロリンクは僕たちのクルマにもう少し合っているけど、それでも毎週末、レッドブルとの争いでどこかのチームがサプライズを起こしているようだから、様子を見てみよう」「僕たちはどこで苦戦するか理解している。残念ながらシルバーストンもその一つだったし、我々にとって素晴らしい週末にはならないことは分かっていた。土曜日は僕たちの予想を考慮するとかなりうまくいったけど、日曜は我々が予想していたよりも悪かったし、その理由は分かっている」「風の状態は大きな問題だ。僕たちにとって風は大きな影響力を持っており、おそらくグリッド上のどのクルマよりも大きいだろう」「とにかく我々はそういった状況で一貫性を保つことに苦労している。(2022年は)それよりもかなり悪かったけど、年末に大きな前進を遂げた」「我々が改善することに疑いはないけど、パーツを調達し、エンジニアが問題に取り組む最善の方法を見つけるには、しばらく時間が必要だ」「僕たちはすでにその方向に進む前向きな一歩を踏み出している。ただ前進し続ける必要がある」
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