スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールは、2023年F1第11戦イギリスGPのフリー走行2回目に走行できなかったことで、日曜日の決勝は「未知の世界」に突入することになると語った。セッション開始前に電気系トラブルが発生し、チェッカーフラッグまでに修復されなかったため、ルクレールは60分間のセッションで周回数をゼロとした。
ルクレールのマシンは土曜日のFP3から準備を再開する見込みで、グリッドペナルティはなさそうだが、コントロールエレクトロニクスとエネルギーストアの割り当てをすでに使い切っていることを考えると心配なことではある。チームは通常、プラクティス2回目でレースシミュレーションを行い、週末のグランプリに備える。プラクティス終了後、ルクレールはFP2を欠席してことで未知の世界に向かっていると語った。「クルマに小さな問題があったけれど、チームは何が問題だったのかを特定できたと思う」とルクレールは語った。「クルマに搭載されていたものは基本的にすべて変更したし、明日に向けては問題ないはずだ」「FP2の走行距離と周回数が明らかに不足していることを除けば、電気系統の問題が週末に影響を与えるものではないはずだ」シルバーストーンの天気予報によると、土曜日は雨の可能性が高く、ルクレールは日曜日のグランプリに向けてドライコンディションのデータをほとんど得ることができないことになる。「いつもはそこでレースを準備するので少し残念だ。日曜日はドライのようなので、未知の世界に入ることになる」「FP1ではもちろんいくつかのことを学んだし、FP2ではもっと学ぶためにすべての変更を行ったけど、テストできなかったのは残念だ」「低燃費での走行でマシンのフィーリングは良かったけど、レースペースを向上させるにはまだ課題が残っている。明日は雨が降ることが予想され、コンディションが大きく変わるだろうけど、それまでに少しでも前進したい」「日曜日のレースシミュレーションが不足しているため、FP2に参加できなかったのは残念けど、とにかく予選と決勝に向けて、持てる力を最大限に発揮できるように努力したい」
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