フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1トスカーナGPのフリー走行1回目にすぐにペースを発揮できたのは、6月にフィルミングデーでムジェロ・サーキットを走っていたことが理由だと語る。スパ・フランコルシャンとモンツァで悲惨なパフォーマンスに耐えたフェラーリF1だが、1000回目の記念すべきレースとなるムジェロではシャルル・ルクレールはフリー走行1回目に3番手タイムを記録する好スタートを切った。
だが、フリー走行2回目では同じように戦うことはできず、フェラーリのF1エンジンを搭載するアルファロメオのキミ・ライコネンの後ろの10番手で初日を終えた。シャルル・ルクレールは“ポジティブ”な一日あったと感じているが、1回目のプラクティスでの結果は、フェラーリが6月のフィルミングデーでムジェロ・サーキットで走っていたおかげであり、現在のポジションを正確に表すものではなかったと語る。「確かにポジティブだったけど、その一方でポジティブに進んだときはその理由を理解する必要がある。正直、みんなにとってちょっとした驚きだった」とシャルル・ルクレールは語った。「個人的に意見を持っている。フィルミングデーで走ったことが、他の人にとって新しいトラックでリズムを掴むことに役立った。それは少し僕たちの助けになったかもしれない。FP2も期待していたよりは良かったけど、全員がとても拮抗していたと思うし、明日にむけてポジティブなステップを果たすことができると思うので、楽観的だ」