シャルル・ルクレールは、わずか6レースにして早くもフェラーリ離脱を検討しているとイタリアメディアが報じている。今年、跳ね馬史上2番手の若さでフェラーリに移籍したシャルル・ルクレールは、F1バーレーンGPでのポールポジション獲得を含めて大きなポテンシャルを垣間見せてきたが、フェラーリはセバスチャン・ベッテルに有利なチームオーダーを発令するなど論争を巻き起こした。
それでも、シャルル・ルクレールは“ナンバー2”を受け入れる発言をするなど、優等生な発言を繰り返し来た。だが、F1モナコGPの予選ではフェラーリがカットオフタイムを読み間違えるという失態を犯してシャルル・ルクレールはQ1で敗退。フェラーリは序盤にウオールに接触したセバスチャン・ベッテルに気を取られていたとの見方もある。シャルル・ルクレールは、予選での失態についてフェラーリに説明を求めるなど不信感と不満を露わにし、決勝では15番グリッドから明らかにフラストレーションを感じさせる強引な走りで接触してリタイアを喫している。Formula Passion は「フェラーリとルクレールのマネジメントの関係はすでに限界に近づいている」と報道。フェラーリは2016年からフェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーだが、フラストレーションを増大させているシャルル・ルクレールの状況はライバルチームの興味を刺激するかもしれない。「モナコGPでのシャルル・ルクレールのローズヘアピンとラスカスでオーバーテイクした最初の10周はまさに狂暴であり、彼への不利益を繰り返すマネジメントへの静かなる反乱でもあった」と Formula Passion は伝える。「パドックには“悲痛な叫び”が響き、それに聞く準備ができている耳があった。特に日曜日の遅くには潜在的に彼を獲得可能なトップレベルのチームの関心が姿を現していた」関連:シャルル・ルクレール 「リスクを冒さなければならなかった」
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