ケータハムは、F1ドイツGPの決勝レースで、小林可夢偉が16位、マーカス・エリクソンが18位だった。小林可夢偉 (16位)「スタートで、前で出遅れていたビアンキを避けることができましたが、ターン1に入るときにチルトンに前に出られてしまいました。セーフティーカーラン後、ビアンキが前に出てからもとにかく最初のストップまでプッシュしました。そこでチームがいい仕事をしてくれたのでチルトンの前に出ることができました。その後32周目の2回目のピットストップまで余裕を持ってそのポジションをキープしていました」
「クルマのバランスはまずまずでした。スタート時に履いていたスーパーソフトに比べると少なかったですが、まだアンダーステアがありました。ただ今回は前のクルマを追いかけるほどのペースはなかったです。ただ、再度ピットストップしたときも、チームが素晴らしい仕事でコースに戻してくれたので、チルトンに対して充分なマージンを稼ぐことができ、2セット目のソフトタイヤに履きかえた最初の数周を無理にプッシュする必要はありませんでした。チルトンとのギャップを広げていってからは、スーティルがスピンをしたときに最後のピットストップをして、スーパーソフトに履きかえてチェッカーまで走りました。16位は今日できる最大限の結果だったと思います。ビアンキを捕まえるパフォーマンスはありませんでしたが、夏休み前最後のレースとなる次のハンガリーGPでも全力で戦います」マーカス・エリクソン (18位)「今日はピットレーンスタートだったので、苦戦するのはわかっていた。1周目のセーフティカーに助けられたけど、僕は昨夜のパワーユニットの問題でパルクフェルメルールを守れなかったからすぐに10秒のストップ&ゴーペナルティを消化しなければならなかった。そこからはずっと、前に追いつこうと走り続けるだけだった。18周目に1回目のピットインをして、第2スティントではスーパーソフトからソフトに交換した。コースに戻ったら上位勢のためのブルーフラッグが出始めたのでタイムを失うようになって、差を縮めようにも何もできなかった。今日の僕たちのペースを考えると、僕のラップタイムはとても良かったし、2回目のストップに入る41周目までプッシュし続けた。その頃にはタイヤが終わっていた。最終スティントはスーパーソフトで、チェッカーまで走り切るよう言われた。前のマルシャとの差を少し縮めたけど、残り5周くらいでそのセットが完全に終わってしまい、チルトンと戦えるところまでは近づけなかった。18位でレースをフィニッシュした」関連:F1ドイツGP 結果:ニコ・ロズベルグが母国グランプリ初優勝
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