ケータハムは、F1スペインGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が20番手タイム、マーカス・エリクソンが21番手タイムでセッションを終えた。小林可夢偉 (20番手)「どちらのセッションともグリップがなくて、クルマからいいものをまったく引き出せないという厳しい一日でした。フリー走行1回目は、今回持ってきた新しいパーツの空力テストを主に行ないながら、週末に向けたセットアップを探っていましたが、グリップの問題でセッションを通じて1周をまとめることができませんでした」
「フリー走行2回目も同じでした。フリー走行1回目に比べて路面温度もかなり高くなったことで、リヤタイヤにはさらに厳しい状況になっていたとはいえ、一度もきちんとタイムを出せませんでした。今晩は多くの仕事が待っています。目標としているパフォーマンスのレベルに戻るために、正しいセットアップの方向性を見つけなければなりません。ただ、今シーズン何度か同じような金曜日を過ごした後、土曜日にはカムバックして戦ってきましたから、明日は良くなるはずです」マーカス・エリクソン (21番手)「可夢偉と同じゆに、僕もFP1とFP2の両方でのグリップレベルの低さがすべてだった。ラップ間にオーバーステアからアンダーステアに変わってしまい、今日はずっとクルマを本気でプッシュすることができなかった。正直、氷の上をドライブしているような感じだった。そんなことは望んでいないのにね! FP2の前にいろいろと変えてみたけど、それでもグリップに関しては同じ問題を抱えていた。トラクションレベルもかなり低かったし、特にクルマが動き回るので、パワーを入れるのが難しかった。そのような状況だったので、ミディアムでクリーンな速いラップを刻むチャンスがなかった。なので、今日の最終的なタイムは僕たちにとってあまり意味を成さない。明日は必ず巻き返してみせる。今日はハンドリングの問題があったけど、それでもまずまずの周回数を走れている。取り組むべきデータはたくさんあるし、望む場所に戻れると思う」関連:・F1スペインGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム・F1スペインGP フリー走行1回目:ルイス・ハミルトンがトップタイム
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