ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは、2014年に2人ともペイドライバーを起用するかは未定だと述べた。昨シーズン末、ケータハムは評価の高いヘイキ・コバライネンと契約せず、シャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルという“ペイドライバー”ラインナップを起用した。
だが、シリル・アビテブールは、結果としてヘイキ・コバライネンのような経験のあるドライバーの不在が、今季の予測より厳しいシーズンに繋がった可能性があると認めている。ケータハムは、ヘイキ・コバライネンを再び呼び戻し、シミュレーター作業やエンジニアとの仕事を開始。バーレーン、スペイン、スパ、モンツァの金曜フリー走行1回目での作業もヘイキ・コバライネンに託した。だが、ケータハムが2014年にドライバーを一人雇えるかどうかは、コンストラクターズ選手権で賞金を得られる10位を確保できるかにかかっているかもしれない。シリル・アビテブールは「話しをするにはまだ早すぎる」と f1news.ru にコメント。「残りのレースで多くのことが起こり得る。我々は、新たなスポンサーや人員を見つける努力している。最終的なチャンピオンシップ順位が決断に及ぼす影響について話すには時期尚早だ」「当然、来年に必要な予算がなければならない。F1の費用が下がることはない」とシリル・アビテブールは、大幅に新しくなるに規約に言及。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、小規模チームのエンジンコストは“2倍”になるだろうとコメントしている。だが、シリル・アビテブールは、テストの復活や21戦〜22戦へのF1カレンダー拡大でさらにコストが高まると指摘する。「空力レギュレーションも変更される。良い案かもしれないが、我々のチームにとっては何よりリサーチの費用がかかる」と言うシリル・アビテブールはコメント。「全体的に今季と比較して1,500万ユーロ〜2,000万ユーロ(約20億円〜約26億3,000万円)違ってくるだろう」「したがって、賞金による資金を得られなければ、我々にとってはさらにコストが高くなる。だから、実際に何かを話すにはまだ早すぎる」現在、ケータハムは、最高順位でマルシャに及ばす最下位の11位にいる。