今年からマクラーレンに加入したカルロス・サインツは、マクラーレンの2019年F1マシン『MCL34』は昨年とは見た目が“非常に異なる”と明かし、チームにとっては“良い一年”にいなると期待を膨らませている。昨シーズン、レッドブルからのローン移籍でルノーでF1を戦ったカルロス・サインツだが、今年からレッドブルを離れてマクラーレンに完全移籍。フェルナンド・アロンソの後任としてチームを引っ張る。
フェルナンド・アロンソに関しては2020年にF1に復帰する可能性を示唆する発言をしているが、カルロス・サインツはその噂についてコメントすることを拒否している。「彼がやってきたことには感銘を受けているけど、正直、僕は彼に何ができるかを知っているので、復帰しても驚かないだろう」とカルロス・サインツはマドリードで開催されたスポンサーイベントでコメント。「彼がF1に戻ってくるかどうかを判断するのは時期尚早だ。まだ離れたばかりだからね」カルロス・サインツは、2018年に自分はドライバーとして成長したと考えており、マクラーレンが過去数年の困難から抜け出せることを願っていると語る。「昨年は非常に悪いシーズンだったけど、新しいレギュレーションはチームにドアを開いている」とカルロス・サインツはコメント。「ファクトリーでクルマを見ている。僕が見たのはエンジンとシャシーだけだけど、デザインは本当に気に入っている。ボディワークはついていなかったけど、とても複雑だし、非常に異なっている。一目見てすぐに気に入ったよ。デザインと空力のイメージを見ているけど、すごく気に入っている」「これから本当に重要なのはテストの結果だし、たくさんドライブしたいね」「2018年にはチームにとって反省の一年だったけど、彼らは何が間違っていたかを学んでいるし、数年前に彼らがいた場所に戻ろうとしている。現在、再構成が進んでいる段階だし、結果が見られるのは中期的になるだろう」「テストを開始するための準備はすべて整っている。マクラーレンにとっても僕にとっても良い一年になると思っているよ」マクラーレンは、1月31日に2019年F1マシン『MCL34』のルノー製F1エンジンを初始動。2月14日(木)にワーキングにあるチームの本拠地で発表する。カラーリングは昨年復刻したパパイヤオレンジを継続することをチームは明らかにしている。今年、マクラーレンはフィルミングデーを利用したシェイクダウンは実施しないとされており、2月18日(月)のバルセロナテスト初日がMCL34での初走行になるようだ。