セルジオ・ペレス、カルロス・サインツに衝突を謝罪

「レースの距離を考えれば、全く不要な事故だった。この先にチャンスがひとつもないかのように攻める必要はなかったと思う」「僕はマクラーレンからポジションを守ろうとしていた。うまく防御できていたのに、突然どこからともなくフォースインディアのマシンが出てきてぶつかってきた。レースの序盤でする行動ではないことは明らかだったし、彼（ペレス）は謝ってくれた」「これはスポーツだ。チェコはフェアな男だし、彼が僕に会ってまず最初にしたことは手を取って『悪かった』と言うことだった。チェコに問題はない。そういう日もある」カルロス・サインツは、事故について深く言及することはなく、「起こったことは残念だったし、日曜日をこのような形で終えるのは良いことではない。がっかりして、うなだれるくらいのことは許されるべきだろうね。まだ19レースあるし、気持ちを切り替えていく。ペースやスピードはあるし、気を取り直して、中国では戦えるよう準備を進めていく」とと述べた。カルロス・サインツは、接触によってタイヤがパンクし、ピットインを余儀なくされた。マシンはフロアとステアリングコラムに深刻なダメージを負った。これによって、カルロス・サインツは後方に沈み、セーフティーカーも導入されなかったため、チームは走行距離をセーブするためにリタイアを決定した。事故によってリタイアしたカルロス・サインツだが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが6位でフィニッシュしたこともあり、マシンのパフォーマンスが良いことを認めている。「僕たちにそれほど合ったサーキットでかったけど、マシンのパフォーマンスが良いことがわかった。特にQ3に進出できなかった後、戦略によって競争力を発揮できることが証明できた。勉強になったし、次の中国では速さを見せられるだろう」関連：【動画】 2016 F1バーレーンGP 決勝レース ハイライト