カルロス・サインツは、2016年にトロ・ロッソがレッドブルよりも優れていると考えるのは“危険な考え”だと主張する。レッドブルのエンジン危機が解決し、レッドブルはタグ・ホイヤーのブランド名を掲げたルノー、トロ・ロッソは2015年型のフェラーリを搭載することで落ち着いた。
トロ・ロッソの2015年マシンは、グリッドで最高のシャシーのひとつだったと考えられており、2016年はトロ・ロッソがレッドブルを打ち負かすのでないかとの見方がある。「レッドブルよりも優れたマシンを持っているとは思っていない。そう考えるのは危険な罠だ」とカルロス・サインツは語る。それでも「ファエンツァから届いたデータはいい感じだし、僕たちは前進できるはずだ」とカルロス・サインツは自信をみせる。「空力的にはあまり余地はないけど、フェラーリエンジンの方がパワフルだ。オーストラリアで僕たちの位置がわかるだろう」しかし、レッドブルを倒すことに関しては「僕たちの予算が低いこと、ドライバーが若いことを忘れてはならない。彼らの前にいると思うことはできないよね」とコメント。「トップ8やトップ12にいられるかどうか見てみなければならない」カルロス・サインツは、2月22日にバルセロナでトロ・ロッソの新車STR11の初走行を担当する。
全文を読む