カルロス・サインツJr.は、自分が2014年のトロ・ロッソの候補者ではないと認めた。ダニエル・リカルドがレッドブルに“昇格”することで2014年のトロ・ロッソには空席ができた。現在、フォーミュラ・ルノー3.5に参戦しているアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは結果を出せておらず、フェリペ・ナッセも候補者から外れたことで、カルロス・サインツJr.がトロ・ロッソの最有力候補だとみられていた。
しかし、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは今週、カルロス・サインツJr.がGP3からF1に昇格するのは“あまりにも大きいジャンプ”だと語っており、カルロス・サインツJr.も自分はF1には若すぎると考えている。「僕は地に足をつけている」とカルロス・サインツJr.は Speed Week にコメント。「僕の目標がF1なのは秘密ではないし、段階的に近づいている」「でも、現時点で考えているのはGP3の最後のレース、それ以降のフォーミュラ・ルノー3.5の3レース、そしてマカオだ」最近レッドブルのヘルムート・マルコと会談したというカルロス・サインツJr.は「でも、僕の任務で重要なのはフォーミュラ・ルノーとマカオだ」とコメント。「F1への言及はなかった」