2024年F1カナダGPでは、スピンを喫した角田裕毅(RB)との危険なクラッシュをニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が間一髪で回避するシーンがあった。65周目、9番手を走行していた角田裕毅はジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのターン6でコースアウト。マシンは制御不能となり、看板をなぎ倒してスピンしたままコースに戻った。
ちょうど12番手を走行していたニコ・ヒュルケンベルグの前で戻る形となったが、ヒュルケンベルグはステアリングを左に切って間一髪で衝突を回避し、巧みなステアリング捌きでコースにとどまり、あわや大クラッシュの危機を免れた。ニコ・ヒュルケンベルグは「角田のスピンに反応して、ストップして何とか彼を避けるようにしたけど、数ミリの差だったと思う。衝撃に備えていた」は語った。ブレーキトラブルの疑いもある角田裕毅だが「今日は自分のミスでした。チームに申し訳ないと思っています」と責任を負った。ニコ・ヒュルケンベルグは11位、角田裕毅は14位でレースを終えた。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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