2022年 F1カナダGP フリー走行2回目のハイライト動画。6月18日(金)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2022年F1第9戦カナダグランプリのフリー走行2回目が行われた。セッション中に豪雨の予報もあったカナダグランプリのフリー走行2回目だが、なんとか雨に見舞われずにセッションは進行。気温25度、路面温度34度で現地時間17時から60分間のセッションはスタートした。
セッション序盤にコース内に空き缶が転がっていることでバーチャルセーフティカーが導入されるというアクシンデントがあったが、それ以外はインシデントはなくスムーズにセッションは進行。ただし、バルテリ・ボッタス(アルファロメオF1)は電気系のトラブルによってタイムを出せないという不運。金曜日に走れないという傾向は続いている。最終的に雨は降らずに終了したフリー走行2回目では、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが1分14秒127で初日の最速タイムをマーク。午前中のリアロールバーやパワーユニットのクリッピング(デプロイ切れ)の問題は解消されたようだ。チームメイトのセルジオ・ペレスは11番手となっているが、ロングランでは同等のタイムを出しており、異なるプログラムを進めていたと推定できる。2番手には0,081秒差でスクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレール。3番手のカルロス・サインツJr.とともにタイムシートではマックス・フェルスタッペンにトップの座を譲ったものの、ショートランでもロングランでも安定したパフォーマンスを示していた。ルクレールはこのセッションでソフトタイヤしか使用しなかった。4番手はセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、5番手にはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1チーム)と経験豊富な元F1ワールドチャンピオンに、ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)が6番手に続いた。角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は17番手。PU交換によって最後尾スタートが決定しているため、予選タイムではなく、決勝用のセットアップを煮詰めていたと推定できる。