ジェンソン・バトンは、F1で戦ってきたドライバーにとってSUPER GTは簡単だと考えるのは間違っていると語る。元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、今季SUPER GTにフル参戦。チームクニミツで山本尚貴とチームを組みRAYBRIG NSX-GTを走らせている。
選手末に開催された第6戦SUGOではポールポジションからスタートして優勝。ジェンソン・バトンにとってはSUPER GT初優勝であり、2012年のF1ブラジルGP以来6年ぶりの勝利となった。ジェンソン・バトンは「SUGOのSUPER GTについてはいろいろ聞かされていたけど、本当に凄いレースだったね」と優勝記者会見でコメント。「僕は長いことレースを戦ってきて、常にいろんなことを学習してきた。今回のレースでも、SUGOの最終コーナーではアウトから抜きに行ってはいけないことも学んだ(苦笑)」「最終コーナーでは、12号車が目の前でミスを犯してコースアウトしていたkど、そのあとで僕自身も同じミスをしてしまった。それに最後に来てセーフティカーが入ってきて…。本当に厳しいレースになった」「F1をドライブしていたら、それ以外のレースは簡単だろうという人もいるけど、SUPER GTは違う。とてもコンペティティブでタフなレースだ」「だから、正直言って6戦目で勝てるとは期待していなかった。でも、そのタフなレースを楽しむことができたし、最後はアメイジングな結果に繋がった」「スタート前にナオキさん(山本尚貴)と、レースでは余計なことを考えずにただただベストを尽くそう、最後まであきらめずにがんばろうと話していた。ナオキさんと一緒に、優勝することができて本当に最高の気持ちだ」