ジェンソン・バトンは、今後もマクラーレンに留まることに目を向けてはいるが、今年以降の新たな契約交渉を急いで始めるつもりはないと述べた。マクラーレンは今年も厳しいシーズンを過ごしており、ジェンソン・バトンは、契約延長について協議する前にまずは問題の解決に取り組むことが先決だと述べた。「何も進展はない。でも、いつもこんなものだ」とジェンソン・バトンは契約についてコメント。
「これまでの4年間、僕たちは良い時間を過ごしてきた。今年は5年目を迎えている。たぶん、お互いに今後も一緒に仕事をしたいと思っていると思う」「でも、まだその時ではない。それについて話し合うのにふさわしい時ではない。先のことをあれこれ考えるより、僕たちには他にまず解決しなければならない問題がたくさんある」「僕たちはいいポジションにいると思うし、僕のこれまでの経験がとても役に立っている。気持ちはまだとても若いつもりだし、体力も今まで以上に充実している。経験も豊富だ。だから、とても良いポジションにいると思う」「F1のためにまだまだ僕にできることがあると感じている。キャリアの終わりは全然見えない。これが僕の生きがいだし、将来自分がいたい場所だ」ジェンソン・バトンは、マクラーレンの不調は外から見るほど悪くないと述べ、ロン・デニスとエリック・ブーリエというマクラーレンの新しいマネジメントがチームを再び成功へと導くための正しい変化をもたらしていると自信を見せた。「外から見たら、パッとしないだろうし、去年と同じだと思うかもしれない。でも、全く違うんだ」とジェンソン・バトンはコメント。「クルマのフィーリングははるかに良くなっているし、開発もうまくいっている。方向は正しいと思う。チームとしては厳しいけどね。今まで勝利を争っていて勝つことに慣れているのでこのような状況はつらいものだ」「でも、今はポジティブなことがたくさんがある。ロンがトップに戻り、エリックとともにチームがまたトップで戦うために必要な改革を見事に実行している。必要なのは時間だけだ。どれだけハードにプッシュしても、状況が一夜にして変わることはないからね」
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