ジェンソン・バトンは、マクラーレンの現在のペースは“受け入れられない”と述べ、アップグレードに関してスペインでは思い切った措置が必要だと主張した。2番手のペースを持っていると楽観視して中国に向かったマクラーレンだったが、結果はレッドブル、フェラーリ、そして同じメルセデスのパワーユニットを搭載するウィリアムズとフォース・インディアにも及ばず、ジェンソン・バトンは11位でフィニッシュした。
上海でマクラーレンの足を引っ張り続けたのは、タイヤとダウンフォース不足のコンビネーションだった。ジェンソン・バトンは、なぜこれほど遅れてしまったのかよくわからないと認める。「アップデートは予定されているけど、(中国では)前のレースと比べて大きく遅れてしまっていた」とジェンソン・バトンはコメント。「とにかく速さがなかった。周囲がそれほど多くのものを持ち込んでいたとは思わないので、どうなっているのか謎だ」「中国はチーム全体にとって残念だった。一生懸命仕事をしたのにあんなに結果が悪いと厳しい。特にファクトリーの人たちにとってね。できるだけポジティブな状態を保って、クルマのアップデートを続けなければならない。今はまだ十分な状態じゃない」 レース後、ジェンソン・バトンは、マクラーレンがウェットとドライの両方のコンディションでタイヤに苦しんでいたことを認め、問題の原因はまだわかっていないと述べた。「フロントを機能させられない。すぐにグレイニングが起きてしまう。タイヤの問題を理解していれば解決できたはずなので、スペインではもっと多くの情報が欲しい」
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