ジェンソン・バトンは、ロン・デニスによるマクラーレンの構造改革が成果を挙げると考えている。今年、ロン・デニスが、F1チームを統括するためにマクラーレン・グループのCEOに復活。すでにライバルチームのチーム代表を務めていたエリック・ブーリエを“レーシングディレクター”として採用している。これまでマクラーレンのチーム代表を務めてきたマーティン・ウィットマーシュの今後については正式発表がなく不明となっているが、暫定的にジョナサン・ニールがチームのCEOの役割を担当している。
ジェンソン・バトンは、エリック・ブーリエの加入はマクラーレンに新たな勢いをつけるために重要だと考えており、最終的な体制が確定すれば、チームはより良くなると考えている。「フレッシュなアイデアを得られるのは良いことだと思うし、彼はチームに追加してくれると思う」とジェンソン・バトンは説明。「チームが一個人によって変わることはないけど、彼はなにかを加えてくれると思う。マネジメント構造が観戦したときには僕たちは良い状態になると思う」ジェンソン・バトンは、エリック・ブーリエがマクラーレンに加入する以前はそれほどコンタクトをとったことはなかったが、彼のロータスでの仕事ぶりには感銘を受けていたと述べた。「彼の仕事のやり方はわからない。もちろん、ロータスは過去数年ん、非常に興味深いエキサイティングなシーズンを過ごしていた」「去年は、舞台裏でいろいろなことが進行してチームにとって非常に難しい一年だったけど、彼はその問題をかなりうまくコントロールしていたように思う」