FIAは、ブリヂストンに今後のグランプリでより極端なタイヤ選択を供給することを検討するよう要請したようだ。2010年の開幕戦バーレーンGPは、パレードのような退屈なレース展開だったためから批判されていた。バーレーンGPでは、ピットストップが序盤の1回のみだったとから、よりタイヤの差を拡大すれば、レース戦略の選択肢が増えるだろうとの意見もある。
しかし、F1で最も経験豊富なドライバーであるルーベンス・バリチェロは、幅の狭いフロント・タイヤがオーバーテイクをほぼ不可能にしたと述べたが、ブリヂストンを批判しなかった。「これはタイヤの弱点ではない。規約の弱点だ」とバリチェロは語る。「もっとメカニカルグリップを増やす必要がある。それが唯一の解決策だ」「フロントタイヤのグリップがないので、前のマシンをオーバーテイクするのはとても難しい」しかし、ブリヂストンの浜島裕英は、グランプリに持ち込むコンパウンドを選択する際に「安全を最優先」すると述べたすでにブリヂストンは、第7戦トルコGPまでのコンパウンドを発表している。バリチェロは「何か(変化)があればいいけど、結論を出す前に4、5戦待つ必要があると思う」と付け加えた。
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