トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1フランスGPのフリー走行2回目の終盤にホンダのF1パワーユニットにトラブルが発生。決勝でグリッド降格ペナルティを受ける可能性が高まっている。ブレンドン・ハートレーは、F1フリー走行2回目の終盤にパワー低下によってストップ。エキゾーストからは炎が上がった。
ホンダはF1カナダGPでアップグレード版パワーユニットにトラブルが発生。そこではフリー走行3回目にピエール・ガスリーのパワーユニットにパワー低下の不具合が発生し、交換を余儀なくされている。チームメイトのピエール・ガスリーがトップ10入りするペースを見せていることから、ブレンドン・ハートレーは「残念な終わり方になった」と語る。「パワーユニットトラブルの原因はまだはっきりとわかっていないけど、走行を終了させなければならなかった」とコメント。「ちょっと落胆しているけど、僕はポジティブなままだ。今回もペースはかなり良さそうだし、僕たちはタイトなミッドフィールドバトルにいる。7番手から集団のほぼ後方まで拮抗している」「全てをまとめられれば、ポイントを獲得できるペースがあるのは間違いない」「ペナルティを受けることになれば、厳しい週末になるだろうけど、どうなるかはまだわからない」ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「これから問題の原因とパワーユニットが負ったダメージの大きさについて分析を行い、その結果に従って明日以降のパワーユニットオペレーションを決めていきます」とセッション後に語った。ブレンドン・ハートレーは、すでに内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-Hを3基、MGU-K、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスを2基と年間使用制限の上限に達している。関連:【動画】 ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)にテクニカルトラブル
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