トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1アゼルバイジャンGPでF1初ポイントを獲得したことで“ホッとした”と認め、多くのプレッシャーを自分の肩から下すことができたと語る。昨年、ポルシェからWECに参戦しつつ、トロロッソからF1デビューを果たしたブレンドン・ハートレーだが、シーズン後半のトロロッソはパフォーマンスの低下に悩まされている状況にあった。
だが、今年からホンダにF1パワーユニットに切り替えたトロロッソは、冬季テストから有望なパフォーマンスを見せ、第2戦F1バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位入賞を遂げている。一方、チームメイトのブレンドン・ハートレーはトップ10圏内に入ることに苦労していたが、先週末のF1アゼルバイジャンGPで10位入賞を果たして待望のF1初ポイントを獲得した。「上海でのドラマに加えて、土曜日も駄目だったし、ポイントを獲得していたので、僕の肩にはプレッシャーがのしかかっていた」とブレンドン・ハートレーはF1公式サイトにコメント。「そのプレッシャーはどんどん大きくなっていた。ラインを通過したときの感情はホッとしたというのが正しいだろう。良い気分だったし、自信にになった」「自分がやっていることはかなり楽しいことなんだということを再び思い起こさせてくれた。素晴らしい仕事ができたし、楽しんでいることができた。F1を取り巻くあらゆるプレッシャーによって、楽しむことを忘れてしまうこともあるからね」「それがいかにクールなことかというのを忘れずにいたい」