ブラウンGPは、2009年のドライバーとしてジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロを起用することを正式に発表した。ロス・ブラウンがホンダF1を買収して誕生したブラウンGP。注目のドライバーは、旧ホンダF1と同じくジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが務めることになった。バトンとバリチェロのコンビは4年連続となる。2人は共に優勝経験があり、出場回数は423戦と経験豊富なラインナップといえる。
ロス・ブラウンは、バトンとバリチェロの経験が2009年への限られた準備期間の中で真価を発揮すると自信をみせる。「ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロという2人の経験豊富なドライバーを揃えられたのは非常に幸運だ。」「来週、我々がバルセロナで初めてテストするとき、彼らはすぐさま行動することができるだろう。4年間チームメイトとしてやってきて、ブラックリーの我々のチーム、我々のシステム、我々のエンジアとの彼らの経験が本当に価値あるものであることを証明するだろう。」ジェンソン・バトンのチームメイトとしては、アイルトン・セナの甥にあたるブルーノ・セナが有力とされていたが、ロス・ブラウンは、かねてからセナの起用には否定的だったとされ、フェラーリ時代にも仕事をしたバリチェロ残留を決定したようだ。