セバスチャン・ブルデーは、F1復帰を諦めてはいないが、F1でレースシートを見つけるのは難しいだろうと認めている。セバスチャン・ブルデーは、ドイツGPの後にトロ・ロッソを解雇されたが、F1に留まることをまだ諦めていない。「テストがないことを考えると、新しいチームにとって僕は興味深い選択になるだろう」とブルデーは語る。
しかしブルデーは、BMWがF1撤退を発表し、ロバート・クビサとニック・ハイドフェルドが市場に出ることが、自身のチャンスを複雑にすると認める。またブルデーは、将来にル・マンに参戦するチャンスがあると考えている。「僕は年末までプジョーの契約下にあるし、彼らはル・マンでの僕の仕事に満足していると思う」「アメリカに関しては、常にチームとコンタクトを取り続けている」と、以前の所属チームでありインディカーに参戦するニューマン・ハースについても考慮していることを認めるブルデーだが「問題はもう一台のクルマを走らせる資金を必要としていることだ。現在、500万ユーロを見つけるのは簡単ではない」と付け加えた。