トロ・ロッソは、セバスチャン・ブルデーの解雇を正式に発表した。4度のチャンプカーチャンピオンとして、2008年にトロ・ロッソでF1に参戦したセバスチャン・ブルデーだが、わずか1年半でF1を離れることになった。トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、「セバスチャンはチーム在籍2年目だが、パートナーシップが我々の期待に沿わなかった。そのため我々はワールドチャンピオンシップの次戦ハンガリーGPから彼を交代することにした」とのコメントを発表。
後任ドライバーは、ハンガリーGP前に発表される予定としている。現在、トロ・ロッソのリザーブドライバーを務めるハイメ・アルグエルスアリの名が有力候補として挙がっている。セバスチャン・ブルデーは、昨年から解雇が噂されており、昨年のテストには佐藤琢磨が参加し、今年のトロ・ロッソのシートを争った。しかし、佐藤琢磨はその際にレッドブルと決裂したとされており、後任にも名前が挙がっていない。