セバスチャン・ブルデーが、まもなくトロ・ロッソの2009年の2人目のレースドライバーとして発表されるだろうとスイスとフランスのメディアが報じた。これまでトロ・ロッソはセバスチャン・ブエミのみを2009年のレースドライバーとして発表している。セバスチャン・ブルデーは、昨年トロ・ロッソでF1を戦ったが、チームメイトでレッドブルに移籍したセバスチャン・ベッテルの35ポイントに対して、わずか4ポイントでシーズンを終え、シート確保が危ぶまれている。
しかし、ブルデーはF1での2年目のシーズンを迎えることになりそうだ。トロ・ロッソの所有者であるレッドブルと密接なつながりがあるスイスのSpeedweek誌は、トロ・ロッソがもう一人の候補者である佐藤琢磨ではなく、セバスチャン・ブルデーを選んだと報じた。フランスのウェブサイトsport24.comは、日本の景気が悪化したことで、佐藤琢磨の個人スポンサーが縮小したと推測している。セバスチャン・ブルデーのマネジャーであるニコラス・トットは、このニュースを認めていないが、「我々は常に交渉中だ」と主張している。現在トロ・ロッソのオフィシャルサイトのチーム欄では、ドライバーとしてセバスチャン・ブルデーとセバスチャン・ブエミが掲載されている。