キャデラックF1のバルテリ・ボッタスは、2027年もチームに残留すると明言し、自身の将来を巡る憶測を改めて否定した。チームメイトのセルジオ・ペレスが比較的好調なパフォーマンスを見せる一方で、キャデラックが支援するコルトン・ハータのF1昇格計画も進められており、来季のドライバー交代説が浮上している。
しかしボッタスは、契約とチームからの信頼を根拠に自身の立場は揺るがないと強調した。2027年もF1に参戦すると断言ボッタスはフィンランド紙『Ilta Sanomat』の取材に対し、将来についての噂を意に介していないと語った。「自分の状況は把握しているし、チームとも常に連絡を取っている。周りは好きなことを言えばいい」「それで僕の人生が変わることはない」さらに2027年について問われると、契約内容とチームからの支持を理由に残留を断言した。「自分の契約内容は分かっているし、チームは100%僕をサポートしてくれている」「来年も間違いなくここにいる」苦戦の原因はマシン運営面にもあるキャデラックF1は参戦初年度の2026年シーズンで苦戦が続いており、現在も唯一ポイントを獲得していないチームとなっている。ボッタスはその原因について、単なる不運ではなくチーム運営面の課題もあると説明した。「少なくとも1つは問題が起きないレースがほとんどない」「品質管理や組み立て工程を改善する必要がある。マシンの組み立てが不必要に急がれていたこともあった」参戦初年度のチームだけに、マシン開発だけでなく運営体制の成熟も課題になっているようだ。ペレスとの比較は無意味と主張今季ここまでの成績ではペレスの方が存在感を示しているが、ボッタスは現段階での比較を拒否した。「現段階で比較しても意味はない」「状況や発生している問題を考えれば、そうした比較は無意味だ」チーム全体が苦戦するなかで、まずは競争力向上が優先事項だとの考えを示している。数か月後の大幅な改善を確信それでもボッタスはキャデラックF1の将来に強い自信を見せている。チームでは複数のアップデート計画が進行しており、今後の戦闘力向上を確信しているという。「2か月後には僕たちのマシンがずっと速くなっていると確信している」「計画されている内容を実際に見ているからだ」ボッタスは現在の苦戦を新規参戦チームが経験する成長過程の一部と捉えており、今後の開発によってキャデラックF1は大きく前進すると見込んでいる。