バルテリ・ボッタスは、ザウバー解雇後にF1での「確かな選択肢」を提供してくれたメルセデスに「感謝している」と語る。ザウバーF1チームがニコ・ヒュルケンベルグのパートナーとしてガブリエル・ボルトレトと契約することを選択したため、バルテリ・ボッタスは2025年のグリッドには立たない。つまり、ボッタスは2013年のデビュー以来初めてF1レースシートを失うことになる。
バルテリ・ボッタスは2017年から2021年までメルセデスでドライバーを務め、10回のレースで優勝し、ルイス・ハミルトンが5年連続でコンストラクターズチャンピオンシップを獲得するのに貢献した後、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリに次ぐサード兼リザーブドライバーとして復帰することについてメルセデスと協議している。 2025年のフルタイムグリッドに残っているシートはレッドブルのエコシステム内だけだが、ボッタスはレッドブルの幹部が自分を好んでいないことを示唆しており、つまりF1に残る唯一の現実的な選択肢はメルセデスのリザーブベンチだ。バルテリ・ボッタスはトト・ヴォルフに感謝しているが、まだ正式な契約は交わされていない。メルセデスのリザーブオプションは魅力的かと尋ねられたボッタスは「かなり長い間話し合ってきたけど、すべての選択肢を見たい」とメディアに語った。 「僕から見れば、メルセデスファミリーに復帰することにはポジティブな点がたくさんある。素晴らしいチーム、素晴らしいブランドだ」「将来に向けて多くのチャンスが生まれ、僕にとって本当に確実な選択肢だ。実際、彼らが私を受け入れてくれることに本当に感謝だ」この取り決めがどのように機能するのか、そして2025年のグランプリ全24戦に現地で出場するかどうかを問われると、ボッタスは確信が持てなかった。「つまり、すべてのレースに出場しないと、(ラッセルかアントネッリに)何かが起こって自分がそこにいられなくなると、(レースに)出場できなくなるということだ。」「だから、僕はまだこうしたことについて考え、彼らと話し、次に何をすべきかを考えなければならない」