バルテリ・ボッタスは、2022年F1マシンがドライバーにとって現在のF1マシンと全く異なるフィーリングになるとは考えていない。F1チームは、2022年に登場するまったく新しいグラウンドエフェクトカーに全力で取り組んでいる。次世代F1マシンは、F1ドライバーがお互いをより緊密に追従できるようにすることで、レースの改善を支援することを目的としている。
シミュレーターで新しいコンセプトを試した多くのF1ドライバーは、現在のF1マシンよりもエッジではるかに動き回るので、現在とは対照的なアプローチが必要になると述べている。しかし、メルセデスとアルファロメオの両方のシミュレーターで2022年バージョンのF1マシンを試したことがあるバルテリ・ボッタスは、状況はそこまで変わらないと感じている。「少なくともその点ではマシンはダウンフォース面で少し少なくなっているように感じる。でも、少なくともシミュレーターでは、どちらのシミュレーターでも全体的な感覚はそれほど違わなかった」とバルテリ・ボッタスは語った「他のマシンに追従するよなことはシミュレートすることができないけど、クレイジーな違いというわけではない。ダウンフォースはまだ少し少ないかもしれれないけど、言ったように、それは変わっていくだろう」バルテリ・ボッタスのコメントは、マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスとは対照的だ。ランドノリスは、新しいF1マシンがF2の運転と非常に似ていると考えている。「間違いなくわずかに異なるスタイルになるだろう」とランド・ノリスは語った。「ある意味で運転するにはそれほど素晴らしいものではないと思う。プッシュするときなど、もう少しギリギリで走ることになると思う。ある意味、マシンとより戦っているF2に少し似ていると思う」「でも、物事は常に変化しているし、僕が間違っている可能性はある。1か月前に運転したものが、今運転しているものとはかなり異なっているようにね。おそらく、最初のレースに到着したときには、また非常に異なったものになっているだろう」バルテリ・ボッタスは、F1が最近のシーズンで記録的なラップタイムを達成したハイダウンフォースカーに別れを告げるのは少し悲しいと語る。「特に昨年(2020年)は楽しかった。マシンは今年よりもさらに速く、ダウンフォースが多かった」とバルテリ・ボッタスは語った。「彼らは素晴らしかったけど、新しいマシンがどのようになっているのかは来年に知らせられるだろう。レースが良くなり、もっと近づいていくことができれば、もっと楽しくなるはずだし、将来のクルマも今と同じくらい速くなると思う。そうなることを願っている」